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花の咲くこの道

2013年3月31日、私は函館山登山で興味深い体験をした。山頂を目指すときはいつも同じ片道40分のルートを行った。下山は思いつきで初めての道を行くことにした。
hakodateyamaoosugi1.jpg

情報としては、下山できることを知っていた。津軽海峡と下北半島まで見渡せる景色は見とれるものがある。だが、人影は少ない。

hakodateyamasanchouchikaku.jpg

休憩所のベンチで女性に会った。この道で下山できるか聞くと、できるということだった。歩みを進めてみたが、雪が残っていて道らしい道が見えなかった。引き返すと、ベンチの女性から声をかけられた。

「私、年だからゆっくりだけれど、良ければ一緒に行きますよ」
花柄のおしゃれな長靴を履き直してそういった。私は案
内してもらうことにした。

長靴の女性の後をついていくと、美しい海の景色があらわれた。眼下には立待岬、左の遠くには恵山、右の遠くには下北半島まで見えた。

雪についた足跡の数から、この道を通る人が少ないことを察する。さらに下山を続けながら、長靴の女性が
「ここはね、5月頃から花々が咲いて美しいの。」
本当に花が美しくてね……。
いろいろな花が咲いてね……。
楽しそうに何度も花の話を聞かせてくれた。

ところで、私はこの登山の2日前にビジネスコーチングを受けて私のキャッチフレーズを決めたばかりのタイミングだった。

「アナタの人生に創造の花が開く」

今、この道に花も葉は一枚もない。しかし、この女性が花の話しをしてくれたことで、花の咲く美しい世界が私の目の前に広がった。創造の花が咲いた。


こうして下山をして、
「また、お会いできればそのときに……」
と、さよならをした。名前も聞かなかったけれど、また、会う気がしている。
花の咲く頃、この道で。







テーマ : 北海道
ジャンル : 旅行

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プロフィール

あさよ

Author:あさよ
1970年生まれ。こんにちは、あさよです。39才で浸潤性小葉がんの告知を受けたとき「これからの人生は何があってもワクワク生きるよう」と思いました。年子の子ども達は社会人として働いています。

こちらのブログはがん手術後の2010年6月より開始しました。このブログをはじめたのには2つの動機があります。ひとつは私の2人の子どもたちのためでした。子どもたちが人生のなかで、あのとき母はどうしていたのだろう? と思うことがあったとき、いつでも、どこでも見られるように。もうひとつは、ワクワクを実践し感じたこと、変化を書き綴ることで心を癒すことでした。

自分のためにはじめたブログですが、ある時「ワクワク生きようとする人にとって刺激となるブログです」「自分の周りにはあさよさんのような生き方をしている人がいなかったため、心強いです」「元気をもらっています」というメッセージが届きはじめました。みなさまのおかげで、あるがままの等身大の自分で、今できることをやって生きることのすばらしさを実感させていただきました。

私の経験を分かち合うこちらのブログが、どなたかにとっての元気や勇気、時には息抜きとなれたら嬉しく思います。

*ブログへのコメントは初めての人もお気軽にどうぞ。承認制になっておりますので、ご安心して投稿ください。
*私へのメールは上記の上記ツールバーのメールフォームより送信いただけます。

*ワクワクの実践日記としてほぼ毎日更新しています。2013年3月に1000記事を通過しました。

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